消毒・除菌、消臭中和分解洗浄、オゾン燻蒸(空間脱臭)、汚染物除去、特殊コーティングなど、特殊清掃で行う各作業の意味と目的をわかりやすくご案内します。現場の状況に合わせて必要な工程を判断し、衛生環境の改善と臭気再発の防止を目指します。
特殊清掃が必要な現場では、臭いの原因や汚染の範囲が床・畳・壁・家財などに残っている場合があります。表面を清掃するだけでは、時間の経過とともに臭気が再発したり、衛生面の不安が残ったりすることがあります。
ALでは、現場の状況を確認したうえで、消毒・除菌、消臭中和分解洗浄、オゾン燻蒸(空間脱臭)、汚染物除去、特殊コーティングなどを組み合わせ、必要な作業内容をご案内します。
故人やご家族の想いを大切にしながら、家財や生活用品の仕分け・搬出を行い、住まいを整えます。特殊清掃が必要な現場では、汚染物や臭気源の確認とあわせて、必要なものを丁寧に分別します。
血液や体液に含まれるウイルスや細菌に配慮し、対象物を傷めにくい薬剤を使用して処理します。二次感染リスクを抑え、作業後の衛生環境を整えるために大切な工程です。
臭いの原因となる有機成分を特殊洗剤で分解・除去し、建材に染み込んだ臭気の再放散を抑えます。通常の清掃では落としきれない臭いに対して、原因に合わせた洗浄を行います。
オゾンの力で、空気中や家具などに残った臭気や菌を酸化分解し、空間全体の清浄化を目指します。部屋全体に残る臭いへの対策として、他の清掃工程と組み合わせて行います。
血液や腐敗液が染み込んだ壁紙・床材・畳などを撤去し、臭気や菌の根本原因を取り除くための工程です。汚染範囲を確認し、必要に応じて建材の撤去をご案内します。
下地まで浸透した臭気を封じ込めるため、専用の特殊コーティングを施工します。臭いの再発を防ぐ目的で、床下・天井・敷居まわりなど現場の状態に応じて対応します。
孤立死・事故現場・強い異臭など、通常清掃では対応が難しい現場もご相談ください。姫路市を中心に兵庫県全域で対応しております。
特殊清掃では、臭気だけでなく、血液・体液由来の感染物質や、建材に染み込んだ有機成分にも配慮して作業を行います。下記は主な効果対象の一例です。
| 工程 | 主なターゲット | 主な効果対象例 |
|---|---|---|
| 消毒 | 血液や体液由来の感染物質 | 細菌例:大腸菌、黄色ブドウ球菌(MRSA含む)、サルモネラ菌、レジオネラ菌。ウイルス例:ノロウイルス、C型肝炎ウイルス、HIV、インフルエンザウイルス。 |
| 特殊ルームクリーニング(消臭中和分解洗浄) | 建材に染み込んだ有機成分を分解洗浄 | トリメチルアミン(魚臭)、インドール(糞臭)、スカトール(便臭)、アンモニア(尿臭)、硫化水素・メチルメルカプタン(腐敗臭)。 |
| オゾン燻蒸(空間脱臭) | 分子レベルで酸化分解するため空間全体に効果 | 浮遊細菌(例:枯草菌)、浮遊ウイルス(例:インフルエンザ、コロナウイルス)、臭気分子(アンモニア、硫化水素、ホルムアルデヒド)。 |
| 特別管理汚染物除去 | 壁紙、畳、クッションフロア、フローリングなどに浸透した腐敗液・血液・臭気源 | 臭気再発防止、菌の温床除去。 |
※ 効果対象例は代表的な一例です。現場の状況や汚染範囲、建材の状態によって必要な作業内容は異なります。
腐敗臭や細菌は、放置すると時間とともに建材へ深く浸透することがあります。早めに適切な工程を行うことで、衛生環境の改善や臭気再発リスクの軽減につながります。
現場の状況やご予算に応じて作業工程を調整することは可能ですが、一部工程を省略した場合は、臭気除去率が下がったり、再発リスクが高まったりする場合があります。
| 実施内容 | 臭気除去率の目安 | 注意点 |
|---|---|---|
| フル工程実施時 | 約90〜95%(建材残し)/ほぼ100%(スケルトン) | 建材を残す場合は、臭気がわずかに残る可能性があります。スケルトンの場合は解体・復元費用が別途必要です。 |
| オゾン燻蒸(空間脱臭)なし | 約70〜80% | 空間全体に残臭が残る可能性があります。 |
| 特殊ルームクリーニングなし | 約60〜70% | 建材に残った臭気が再発する可能性があります。 |
| 消毒なし | 臭気除去率は大きく低下しない場合があります | 感染症リスクが残る可能性があります。 |
| 汚染物除去・コーティングなし | 初期は80〜90%程度でも再発の恐れがあります | 半年〜数年後に臭気が再発する恐れがあります。 |
※ 上記はあくまで目安です。臭気の程度、放置期間、汚染範囲、建材の状態により結果は異なります。完全消臭を保証するものではありません。
孤立死・事故現場・強い異臭など、通常清掃では対応が難しい現場もご相談ください。姫路市を中心に兵庫県全域で対応しております。